赤十字は、いかなる状況下にあっても人の命とその尊厳を守ること、「人道の実現」のために活動しています。苦しんでいる人を救いたいという誰もが持つ優しい心を引き出し、学校や日常生活の中で具体的な行動に変えられるような児童・生徒を育てる、青少年赤十字事業を展開しています。

実践目標・態度目標

青少年赤十字では、先に述べた目的を達成するために、「健康・安全」「奉仕」「国際理解・親善」の3つの実践目標を掲げています。
また、主体性を育むために「気づき」「考え」「実行する」という態度目標を掲げています。

さまざまな活動

青少年赤十字の活動は、「これをしなければならない」といった義務のようなものはありません。地域や世界の人びとの平和や福祉に貢献するような活動を、学校の裁量で自由に行なうことができます。
この活動は「健康・安全」「奉仕」「国際理解・親善」の3つの柱に分けることができます

さまざまな活動について詳しく

青少年赤十字の特徴

青少年赤十字は、児童・生徒が赤十字の精神に基づき、世界の平和と人類の福祉に貢献できるよう、日常生活の中での実践活動を通じて、いのちと健康を大切に、地域社会や世界のために奉仕し、世界の人びととの友好親善の精神を育成することを目的として、さまざまな活動を学校教育の中で展開しています。

 青少年赤十字の特徴として次のようなものがあげられます。

学校や幼稚園・保育所に組織されています

青少年赤十字は、幼稚園、保育所、小・中・高等学校、特別支援学校等の中に組織されており、学校・幼稚園の先生や保育所の保育士が指導者となります。
学校や園は、それぞれの教育・保育方針に基づいて自主的に青少年赤十字を採用し、実態に即して計画、実践することになっています。

何を実践するかは学校や園の自由裁量です

日本赤十字社では、青少年赤十字の活動のための資料提供、赤十字の全国的・国際的組織を活用した便宜供与や学校間連携の支援、希望する加盟校の教員、生徒向けの研修などを実施していますが、指示や通達によって学校内の組織を拘束することは一切ありません。
日本赤十字社が提供する資料をどのように活用するかは、あくまでも学校や園が自主的に判断します。

青少年赤十字は世界的な組織です

世界190の国と地域に同じ理想を掲げ、実践している姉妹赤十字社の組織がありますので、国内の学校やメンバー間はもちろん、姉妹社の青少年赤十字メンバー同士の人、情報、物(国際親善アルバムなど)の交流も盛んに行われています。なお、青少年赤十字は「JRC」と呼ばれることもありますが、JRCはJunior Red Crossの略です。外国では「Red Cross Youth(RCY)」と呼ばれることもあります。

国内にも多くの仲間がいます

日本には、現在約1万3000校に約303万人の青少年赤十字に加盟しているメンバーがいます。
石川県内では、109の学校・園で、2万825名のJRCメンバーが活動しています。(平成29年3月現在)